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外壁

自宅に合う外壁リフォームの方法がわかる!費用相場や事例などを紹介

2023.02.13
 住宅の外壁は、常に紫外線や雨風にさらされていることから、劣化しやすい箇所です。

しかし、外壁リフォームが必要であることはわかっていても
「築10年以上が経っているし、そろそろ外壁リフォームが必要かな?」
「外壁リフォームって何をするものなの?」
といった疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで今回は、外壁リフォームの種類や費用相場、実施すべきタイミングなどを解説します。施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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外壁リフォームの種類と費用相場


外壁リフォームの方法は以下の3つに大できます。

・外壁塗装
・カバー工法
・張り替え

外壁の状態や外壁材の種類などで、選択すべき外壁リフォームの方法が変わります。では、それぞれの外壁リフォームの特徴や費用相場を見ていきましょう。

外壁塗装

外壁塗装とは、外壁に塗料を塗ることで外壁材を保護することです。外壁材がむき出しになっていると、雨水が侵入したり、ひび割れたりするリスクが高まることから、外壁塗装で塗膜を形成し、外的要因の刺激から外壁を守れます。

ただし、外壁塗装は比較的軽い劣化症状の場合に行う方法です。外壁材自体の劣化が深刻な場合は、外壁塗装では状態がよくならない可能性が高いため注意しましょう。

外壁塗装は、40坪の2階建ての住宅で90〜140万円ほどかかるのが一般的です。ただし、家の大きさや外壁の状態、採用する塗料のグレードなどで費用相場が大きく変わるため、詳細な費用については、業者に見積もり作成を依頼するのがおすすめです。

カバー工法

金属系サイディングなどを用いて、既存の外壁の上から新しい外壁を施工する方法です。

胴縁と呼ばれる板を外壁に取り付けて、新しい外壁を貼り付けます。既存の外壁と新しい外壁材の2柔構造になるため、断熱性や遮音性アップも期待できます。

外壁塗装よりも深刻な劣化症状にも対応できる方法であるうえに、既存の外壁を撤去・処分する必要がないため、張り替えよりも費用を抑えやすいことが特徴です。

ただし、外壁材の内部が腐敗しているような状態では実施できない、外壁材が2重になった構造躯体に負担がかかりやすいといった注意点もあります。

なお、外壁のカバー工法の費用相場は30坪の住宅で150万円前後が相場です。

張り替え

外壁の張り替えは、既存の外壁材や下地を撤去し、新たに外壁を施工し直す方法であり、新築のときのような状態に戻せることが特徴です。

下地から施工し直すため、構造躯体が腐敗していたり、シロアリの被害に遭っていたりするような、深刻な劣化状態でも施工可能です。また、住宅の構造によりますが、外壁材を自由に選択できるため、住宅の外観を大きく変えられることも魅力でしょう。

ただし、既存の下地や外壁材を撤去・処分し、新しい下地と外壁材を施工するため工数が多く、最も必要が高額になります。

外壁の張り替えは、カバー工法よりもさらに費用が高い傾向にあり、30坪の住宅で200万円前後が相場となっています。

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外壁リフォームを検討するタイミング


「外壁リフォームは10年に一度を目安に行うべき」と耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、10年に一度というのはあくまで目安であり、外壁材や塗料の種類、周辺環境などで実施するべきタイミングが変わります。

「外壁の劣化が進んでしまい、気が付いたときには大規模な修繕が必要だった」
といったことにならないよう、外壁リフォームを検討するべきタイミングを見ていきましょう。

耐用年数を過ぎている

外壁塗装や外壁材には耐用年数が決められています。外壁リフォームにおける耐用年数とは、メンテナンスが必要になるまでの目安の期間のことを指します。

そのため、外壁塗装や外壁材の耐用年数が過ぎている場合、外壁リフォームを検討するべきタイミングであるといえるでしょう。

【外壁塗装に用いられる基本的な塗料の種類と耐用年数一覧】
塗料の種類 外壁塗装での耐用年数
アクリル塗料 3〜5年
ウレタン塗料 5〜8年
シリコン塗料 8〜12年
フッ素塗料 15〜18年
無機塗料 20〜25年


【外壁材の耐用年数一覧】
外壁材の種類 耐用年数
窯業系サイディング 20〜40年
金属系サイディング 20〜40年
樹脂系サイディング 20〜50年
木質系サイディング 15〜40年
モルタル 30年以上

たとえば、前回の外壁塗装でシリコン塗料を採用し、12年以上が経過している場合は、再塗装を検討するべきタイミングとなります。

また、定期的に外壁塗装を実施している場合でも、外壁材自体が少しずつ劣化していくため、外壁材が耐用年数を迎えて外壁リフォームが必要になるケースもあります。

劣化症状が見られる

外壁リフォームのタイミングを判断する際、劣化症状をチェックするのも選択肢の一つです。

耐用年数はあくまで目安であり、外壁材と塗料の組み合わせや周辺環境などでも、劣化の進み具合が変わります。

そのため、適切な外壁リフォームの時期を見極めたい場合は、外壁塗装の劣化症状をチェックするようにしましょう。

【外壁塗装が劣化しているサイン】
・変色:外壁塗装が色あせている状態
・チョーキング:外壁に触れた際、白い粉が付着する状態
・クラック(ひび割れ):外壁にひび割れが生じている状態
・塗膜の剥がれ、浮き:外壁塗装の塗膜が剥がれたり、浮いたりしている状態
・コーキングのひび割れ:外壁材の隙間を埋めているコーキングがひび割れている状態
・藻やコケの発生:外壁材の表面に藻やコケが発生している状態

上のような劣化症状が見られる場合、外壁リフォームを検討しましょう。

なお、外壁塗装の劣化症状については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:外壁塗装を行うべき劣化のサインとは?具体的な症状やメンテナンス方法を解説

 
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外壁塗装で用いる塗料の種類


外壁リフォームの方法は「外壁塗装」「カバー工法」「張り替え」の3つが挙げられます。なかでも、外壁塗装は最も一般的な外壁リフォームの方法です。

ただし、外壁塗装を進めていく際、塗料の種類が多すぎて悩む方も多いでしょう。

外壁塗装で用いられる塗料は、以下の5つのグレードに大別でき、それぞれ耐用年数や単価、特徴が異なります。

塗料の種類 外壁塗装での耐用年数 1㎡あたりの単価相場
アクリル塗料 3〜5年 1,000〜1,200円/㎡
ウレタン塗料 5〜8年 1,800〜2,000円/㎡
シリコン塗料 8〜12年 2,500〜3,500円/㎡
フッ素塗料 15〜18年 3,500〜4,500円/㎡
無機塗料 20〜25年 4,500〜5,500円/㎡

では、外壁塗装で用いる塗料の種類ごとの特徴を見ていきましょう。
 

アクリル塗料

外壁塗装において、とにかく施工費用を安く抑えたい場合は、アクリル塗料がおすすめです。

アクリル塗料とは、主成分にアクリルを使用している塗料のことであり、光沢があって発色しやすいという特徴があります。

実際に、1㎡あたりの単価相場は1,000〜1,200円と安いですが、外壁塗装の塗料として使用したときの耐用年数は3〜5年と非常に短くなっています。たった数年で再塗装が必要になる可能性が高いことから、外壁塗装として採用されるケースは多くありません。

ウレタン塗料

主成分にウレタンを使用している塗料のことを、ウレタン塗料と言います。

やわらかく密着性に優れた塗料であり、細かい箇所や曲面など、複雑な形状にも施工しやすいことが特徴です。光沢感が出やすいため、事前にどのような仕上がりになるのかイメージしてから採用するとよいでしょう。

ウレタン塗料の1㎡あたりの単価相場は1,800〜2,000円となっており、アクリル塗料よりは高い傾向にあります。

シリコン塗料

主成分にシリコンを使用しているシリコン塗料は、コストパフォーマンスの高い塗料として人気があります。

耐水性や耐久性といった機能性が高いうえに、耐用年数は8〜12年となっています。1㎡あたりの単価相場は2,500〜3,500円ですが、耐用年数が長い分、塗り替えの頻度を抑えられるため将来的にかかるメンテナンスコストを抑えやすいことがポイントです。

フッ素塗料

フッ素塗料は耐久性や耐熱性、防汚性などに優れた高機能な塗料であることに加え、耐用年数が15~18年と長いのが特徴です。

ただし、1㎡あたりの単価相場が3,500〜4,500円と高額であるため、施工費用が高くなりやすいことが注意点です。

フッ素塗料は耐久性の高さから、鉄塔や高層ビルなどの塗装にも使用されています。

無機塗料

無機塗料とは、無機物を配合して作られている塗料のことです。

具体的な無機物の例を挙げると鉱石、レンガなどがあり、屋外に何年も置いていてもほとんど劣化しないのが特徴の一つです。そのため、無機塗料は20〜25年という非常に長い耐用年数を期待できます。

ただし、無機物のままだと硬すぎるので塗料として使用できません。そこで、無機物に樹脂成分(有機物)を混ぜて塗料にしたものが無機塗料となります。

さらに、無機塗料は耐候性や防藻性、防カビ性、防汚性といった機能もあり、外壁塗装の塗料のなかで最もグレードが高くなっています。

1㎡あたりの単価相場は4,500〜5,500円と高額ですが、できるだけメンテナンスに手間をかけたくない、きれいな外壁を維持したいといった方におすすめです。

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外壁リフォームで用いる外壁材の種類


カバー工法や張り替えなどの外壁リフォームを行う場合、新たに外壁材を選択する必要があります。

外壁リフォームに用いられる代表的な外壁材の種類は以下の4つです。
・窯業系サイディング
・金属サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング

一つひとつ詳しく見ていきましょう。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメント質と繊維質などの原料を板状に形成した外壁材のことです。主流の外壁材であり、日本の戸建ての約7割で採用されています。

窯業系サイディングは、コスト・機能性・デザイン性のバランスがよいことが特徴であり、「外壁のリフォーム費用を抑えつつ、おしゃれな外観にしたい」という方におすすめです。

シンプルな見た目のものから、木目調やタイル風といったデザインのものがあり、好みのデザインを見つけやすいでしょう。

なお、窯業系サイディングの耐用年数は20〜40年となっています。

金属サイディング

金属板を成形・加工して柄付けし、断熱材で裏打ちした外壁材のことを金属サイディングと言います。

金属サイディングは非常に軽量であることから、構造躯体への負担がかかりにくく、カバー工法を行うときに採用されやすい外壁材です。

また、金属サイディングは金属ならではのスタイリッシュな見た目と質感が特徴であるため、モダンな外観にしたい方にもおすすめです。

金属系サイディングは窯業系サイディングと同様に、20〜40年の耐用年数が期待できます。

木質系サイディング

木質系サイディングは、本物の木を加工したサイディングボードです。

本物の木を使用しているため、自然素材ならではの温かみのある質感が魅力です。しかし、腐食や変色が発生しやすいため、こまめなメンテナンスが必要となるでしょう。

木質系サイディングは、木の色味によって印象が大きく変わるため、どのような印象の住宅にしたいかによって木材の色を選ぶようにしましょう。

なお、木質系サイディングの耐用年数は15〜40年程度です。

樹脂系サイディング

塩化ビニール樹脂を主原料としたサイディングボードを樹脂系サイディングと言います。

通常、サイディングボードを外壁材として使用するときは、サイディングボード同士の継ぎ目にコーキングを打たなければなりません。しかし、樹脂系サイディングはコーキングが不要であり、つなぎ目が目立たないことが魅力です。

ただし、日本での採用率が低く、デザインの種類が限られていることが注意点です。

樹脂系サイディングの耐用年数は20〜50年であり、定期的にメンテナンスすれば長く状態を維持できます。

外壁リフォームの施工事例


ここでは、外壁リフォームの施工事例を紹介します。

外壁塗装リフォームの施工事例

まずは、外壁塗装の施工事例を2つ紹介します。

無機フッ素による外壁塗装の事例

【BEFORE】
画像引用元:ガイソー沖縄中央店「沖縄市|無機Z|超高耐候性|無機フッ素|外壁塗装|屋根塗装」

【AFTER】
画像引用元:ガイソー沖縄中央店「沖縄市|無機Z|超高耐候性|無機フッ素|外壁塗装|屋根塗装」

沖縄という立地を考慮して、無機フッ素塗料という耐久性の高い塗料を使用した施工事例です。

無機フッ素塗料の耐用年数は20〜25年前後となっているため、外壁塗装のサイクルを大幅に伸ばせます。将来的に塗り替えを行う回数を減らせるため、メンテナンスコストが抑えられてお得になる可能性が高いでしょう。

ツートンカラーで外壁のイメージを一新した事例

【BEFORE】
画像引用元:ガイソー平塚店「屋根カバー工法外壁塗装一部金属サイディングカバー」

【AFTER】
画像引用元:ガイソー平塚店「屋根カバー工法外壁塗装一部金属サイディングカバー」

築12年の住まいで、外壁と屋根の汚れが目立ち始めていたため、外壁と屋根の塗装が行われました。

塗装前はブラウンとオフホワイトのツートンカラーであったのに対し、塗装後はグレーとホワイトのツートンカラーになっており、イメージが大きく変わっています。

外壁塗装では、塗料の色によってイメージを大きく変えられるため、どのようなテイストの住まいにしたいかを考えて塗料選びをするのがおすすめです。

外壁カバー工法・張り替えリフォームの施工事例

次に、外壁カバー工法・張り替えリフォームの施工事例を見ていきましょう。

アートボードを重ね張りした事例

【BEFORE】
画像引用元:ガイソー平塚店「屋根カバー工法外壁塗装一部金属サイディングカバー」

【AFTER】

画像引用元:ガイソー平塚店「屋根カバー工法外壁塗装一部金属サイディングカバー」

外壁の一部に、金属サイディングによるカバー工法を行った事例です。金属サイディングといえば、黒くて薄いスタイリッシュな外壁のイメージが強いですが、こちらではレンガ調のベージュの外壁が施工されています。

さらに、玄関上の軒天にはアートボードが施工されており、イメージが大きく変わっています。

青い金属系サイディングを使ったカバー工法の事例

【BEFORE】
画像引用元:ガイソー高岡・射水店「外壁・屋根カバー工事」

【AFTER】
画像引用元:ガイソー高岡・射水店「外壁・屋根カバー工事」

外壁の剥がれが多く発生していた状態の外壁に対し、青い金属系サイディングでカバー工法を行った事例です。

外壁を重ねて施工することで、現状の状態を維持したまま、築30年とは思えないほどきれいな外観に仕上がっています。

外壁リフォームで費用を抑える方法


最後に、外壁リフォームで費用を抑える方法を見ていきましょう。

外壁リフォームで利用できる補助金・助成金制度を利用する

外壁リフォームでは、国や自治体の補助金・助成金制度を利用できる場合があります。

国が支給する補助金制度

国からの助成金・補助金制度の一つである「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、外壁塗装工事に利用できる制度です。

住宅性能向上を目的としたリフォームが対象となる補助金制度であり、外壁塗装工事を併せて、耐震改修工事や、断熱改修工事といった性能向上リフォームを行うことで対象となるケースがあります。

補助率は工事費用の3分の1(上限80万円/戸)となっています。

制度の詳しい内容については、以下のサイトをご覧ください。
参考サイト:国土交通省「長期優良住宅化リフォーム推進事業」

自治体の補助金制度

国の補助金のほか、自治体が省エネや耐震に関わるリフォームに対して補助金・助成金制度を用意しているケースもあります。

たとえば、富山県朝日町や上市町などでは、外壁塗装助成金制度が用意されています。

【富山県朝日町の外壁塗装助成金制度】
制度名 快適住まいリフォーム助成事業
申請期間 記載なし
対象工事 ・既存住宅の増改築工事
・給排水衛生設備、換気設備、電気・ガス設備工事
・屋根、屋上、外壁の改修工事
など
条件 ・町内に住所を有する方
・町外に住所を有しリフォーム工事完了後1年以内に転入する方
・町内にある自己居住用の既存一戸建て住宅(店舗等との併用住宅は居住部分のみ)
・過去5年以内に当該補助金の交付を受けていない住宅
・対象の工事代金が消費税を含み30万円以上であること(複数業者の合計でも可)
・町内の施工業者(工事請負契約者の住所が町内である会社又は個人事業者)によるリフォーム工事であること
・交付決定後に着手し、年度内に工事が完了すること
助成金額 工事費用の20%(上限60万円)
問い合わせ先 朝日町役場 朝日町役場 建設課
下新川郡朝日町道下1133
電話番号:0765-83-1100
参考:朝日町HP

【富山県上市町の外壁塗装助成金制度】
制度名 上市町住宅リフォーム事業
申請期間 記載なし
対象工事 ・住宅の屋根や外壁の改修
条件 ・上市町に居住し住民登録している者、又はリフォーム後に上市町に居住し住民登録する者
・世帯員に町税の滞納がないこと
・過去に当該事業の補助金を受給したことがないこと
・町内に会社法で定める本店を有している法人又は町内に住所を有するものが施工するリフォーム工事であること
・補助対象工事に係る費用が50万円以上であること
助成金額 工事費用の20%(上限10万円)
問い合わせ先 上市町役場
富山県中新川郡上市町法音寺1番地
電話番号: (076)472-1111
参考:上市町HP

今回は富山県の一部の自治体の補助金・助成金制度の例を紹介しました。お住まいの自治体で外壁塗装に使える補助金・助成金制度がある可能性があるため、制度が設けられているか確認するようにしましょう。

火災保険を利用する

雹が降って外壁がひび割れた、強風で飛んできた飛来物がぶつかって外壁が破損したなど、自然災害によって外壁リフォームが必要になったときは、火災保険の対象となる可能性があります。

火災保険が適用されれば、自己負担を軽減して工事を進められる可能性が高いため、自然災害によって外壁リフォームが必要になったときは、必ず申請しましょう。

ただし、火災保険はすべての外壁リフォームに適用されるわけではありません。

保険証券を確認し、加入している火災保険の補償内容でカバーされるのかを確認してみてください。

相見積もりを取る

外壁リフォームを行うときは、相見積もりを取ると費用を抑えやすくなります。

複数の業者から見積もりを取ることで、どのような工事が必要か、工事内容に対していくらが適正価格なのかといったことが判断しやすくなるからです。また、複数の業者を比較していることを業者に伝えると、競争原理が働いて値引きしてもらいやすくなるでしょう。

ただし、外壁リフォームは安いからよいとは言い切れません。

相場より安すぎる見積もりを提示してくる業者は、手抜き工事をするような悪徳業者である可能性もあるため、工事内容と見積もり金額、業者の施工実績や対応などをチェックし、信頼できるところに依頼しましょう。

外壁リフォームと屋根リフォームを同時に行う

外壁リフォームを行う際、屋根リフォームを同時に行うことで、工事費用を抑えやすくなります。

外壁リフォームと屋根リフォームは足場を組んで行う必要があり、別々に実施すると2回分の足場代を支払わなければなりません。しかし、同時に工事を行うことで、足場代を1回分にまとめられるため、結果的に工事費用を抑えやすくなるのです。

一回あたりの施工費用は高くなりますが、外壁リフォームと屋根リフォームを同時に行うことでメンテナンスコストの総額を抑えやすくなるため、検討してみるとよいでしょう。

まとめ


今回は、外壁リフォームについて解説しました。

外壁リフォームは、外壁塗装やカバー工法、張り替えといった選択肢があります。外壁リフォームの予算や外壁の状態などに合わせて、最適な外壁リフォームの方法を選びましょう。

また、外壁リフォームの費用相場や費用を抑える方法についても知っておくと、予算オーバーに悩むことなくスムーズに進めやすくなります。

ぜひ今回の記事を参考に、納得できる外壁リフォームを実施してみてください。
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